ワゴン車暴走事件

Sad Day

先週1人で、モントリオールに住んでいる友達に会いに行ってきました。

その帰り道のバスで、途中から乗車をしてきた女の人が、「トロントでテロ攻撃があったのよ」という話を私にしてきました。

「テロ攻撃~? 安全なカナダでテロリスト~!?」

半信半疑でネットで情報を確認してみると、彼女の話は本当でした。

午後1時半頃、突然ワゴン車が歩道をハイスピードで走行し、歩行者を次々と引いていったそうです。 死者は10人にも上り、16人がケガ。

その日は快晴で、気温が今年の最高気温まで上がり、カナダの長い冬から解放された人達がたくさん外に出て、春の陽気を楽しんでいた時に起こりました。

動機はまだハッキリとはわかっていないみたいですが、事件を起こしたのは精神状態が不安定な25歳の男性でした。

最初このニュースを聞いた時は、移民をターゲットにした攻撃かと思いました。

なぜならテロが起こった場所が、観光客が多いダウンタウンではなく離れた郊外で、韓国人とイラン人が多い地区だったからです。でも無差別殺人のようで、お年寄りや留学生まで巻き込まれてしまいました。

私の知り合いはフェイスブックで、たまたま事件が起こった直後を見てしまったため、今だにショックから抜けられないと言っています。

偶然にその場に居合わせてしまいトラウマから立ち直れない人達の為に、市が無料でカウンセリングを提供することを始めました。

この事件は私も含めて、カナダ人にはショックを与えています。

テロリストなんてどこか他の国で起こっている事と思っていだけど、悲しいことに自分の身近な所でも起こるようになってきたんですね。

銃犯罪で問題の多いアメリカの二の舞にならないよう、カナダは銃の規制を厳しくしているにも関わらす、今回のことはとても悲しい出来事でした。

カナダは世界でもトップ10に入る安全な国なので、テロリストに負けずガンバってほしいです。

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