前回のブログで「オンタリオ州にはウイスラーやバンフのような高い山はない」と書きましたが、小山を利用して作られたスキー場はいくつかあります。
車で2時間ほど北に行った所にあるこのブルーマウンテンスキー場もそのひとつで、オンタリオ州では1番の人気スポット。
毎年たくさんの人で溢れ、外国からの観光客もここを訪れます。
スキー場の前にはお店やレストランが連なって、小さな街並みを作っています。
そのふもとの一角が街のようなので、ブルーマウンテンビレッジと呼ばれています。
周りには観光客の宿泊施設として、ホテルやコンドミニアムが立ち並んでいます。
数ヶ月も続いたうんざりするほど長いコロナ規制からのストレスを解消するため、気分転換にブルーマウンテンにある”Path of Light”を見に行くことにしました。
ラッキーな事に、普段は高い駐車料金を払わなければならない駐車場がその日は無料!
コロナの影響でブルーマウンテンビレッジがゴーストタウン化しているかと思ったら、人が沢山いてちょっとびっくり。
ロックダウン生活に嫌気がさしてみんな外に出たがるのですね~。
ブルーマウンテンの夏は、スキー場のゲレンデコースを使ってイルミネーションされた”Agora:Path of Light”と呼ばれる「光の道」が、このリゾートのアトラクションの1つでもあります。
入場は予約制。
開場は日が沈む7時から始まり予約時間は30分ごとで、9時が最終予約時間です。
何日か前に予約をしましたが、7時と7時半は直ぐに売る切れ。
予約日が日曜で家族連れが多かったのか、早めの時刻は人気だったみたいです。
その後は8時、8時半、9時で、私達は8時に予約しました。
「遅すぎるかな」と思いましたが、真っ暗になるのが7時半以降だったので丁度良い時間でした。
「光の道」のあるコースへはゴンドラで上がります。
それぞれのイルミネーションには解説パネルが付いていて、カナダの先住民の話に沿ってイルミネーションが作られていました。
スキー場のゲレンデコースに沿ってイルミネーションが展示されています。
ゲレンデコース全体ではなく一定の場所だけにイルミネーションが飾られているため、次のイルミネーションを見るのに長い道のりを歩かなければなりません。
大きなスキー場なので次の場所へのルートが長いこと…
戻って来る人達に「どうだったか」を聞くと人それぞれで、「綺麗だった〜」と感嘆しながら答えてくれた若い女の子達や、「期待はずれ」と言う男の人もいました。
スキー場の大きさに比べてイルミネーションされている場所が少ないので、もうちょっと数を増やしてほしかったですね。
展示されているイルミネーションまで行く間の道のりにも、何か飾り付けがあったら飽きることなく楽しめたかな。
お散歩がてらにイルミネーションを見て歩くという感じでした。
( ; ; )下りのゴンドラを待っている間「ベンチでお茶でも飲んで休もう」と思ったら、お店はコロナの影響で閉まっているし、もちろん日本のどこにでもある「手軽にコーヒーが飲めちゃう自動販売機」なんてものはカナダにはない現実に気づき、疲れていただけにとても悲しかったです (;_;)