
トイレにドアがない時 – No Door for the Bathroom
最近会社はリノベーションブームで、私のイタリア系カナダ人の同僚も4か月以上かけて寝室をリノベーションしました。
写真を私に見せながら「綺麗に仕上がってとても気に入っているの」と満足気の彼女。
彼女の言う通り部屋はモダンに改造されていて、彼女の説明を聞きながら素敵なベットルームだなあと思いつつ写真を1枚ずつ隈なく見ていると、大きなベットルームの一部に、ライトにさらされている鏡と洗面台が写っている写真がありました。
変だなと思って彼女に「これなーに?」と聞くと、
「ああそれ、バスルームよ。でもドアがないの」と彼女は私に答えました。
バスルームのドアがない ⁈
「バスルーム、ドアがないの?」と、再度確認するように彼女に聞くと、
「うん、壁でさえぎってあるだけなの」
「....」
という事は… プライバシーがないってこと…?
仕切りの壁があるから体は隠れるけど、でも音は筒抜けってことだよね。
まあね〜、私のハズも、“小”の時はトイレのドアを閉めないし、“大”の時もたまーに忘れてドアを開けたまま。「あれ、突然静かになったなあ」と思って「あいつ何しているんだ」と家の中をチェックすると、彼がドアを開けたままトイレに座っているのをたまに発見します。
「ドア閉めろー」っていつも彼に怒鳴っていますけどね。
寝室にあるトイレはやっぱりドアは欲しいですね。
仕切りの壁があるとはいえ、電気が漏れて眩しいし、それにもし夜中に突然“大”をしたくなったら… 匂いが部屋中に充満することを考えると…
なんだか想像するだけで臭くなりそうです。
そういえばカナダで知り合った日本人の人から聞いた話ですけど、彼女が20年以上前に学校のツアーで中国に行った時に、公衆トイレが個室ではなくオープンでとても大変だったと言う話を私にしてくれました。
最初は戸惑ったけどどうしようもないので、お互いにジャケットで隠して交互に用を足したとか。
中南米出身の私の親友もみんなでハイキングに行った時に、公園の中を歩いている途中突然彼女トイレに行きたくなり、「公衆トイレなんか見つける時間はないわ」と言って、人が周りにいようが気にせずに木に隠れて用を足していました。
お国柄なのか、気にしないんですね。ワイルドだワ…