ある日突然、市から道路整備の通知が来ました。
通知が来たのは月の初め。
その通知書には工事の開始日は記載されていませんでした。
「まあすぐ始まるだろう」とあまり気にしていなかったのですが。。。
でも、通知は来たものの工事が始まる気配は全く無し。
「いつ始まるんだろうね~」と、いつもマイハズ(マイハズバンドの略)と不思議に思っていました。
通知が来てから何日経っても何も起こりませんでした。
この待ち期間の長さはなんだろう?
通知から工事を開始するまでに長い時間がかかるのは、カナダがのんびりした国だからかな?
そんなことを考えながら日が経ち、本格的道路工事が始まったのは月の終わりでした。
朝早く、突然大きなトラックが家の前に止まり、道のアスファルトを掘り出しました。
いやーな予感はしたんですよね~。
工事が始まりだした途端に、インターネット、家電話、テレビが突然使えなくなりました。
家で仕事をしていた私はパニック状態。
ケーブルが使えなくなった原因が道路工事以外ありえないので、すぐに通知書に書かれていた市役所に電話をすると、待たされたあげくたらい回しにされ、不愛想な職員に「契約しているケーブル会社に電話をしてくれ」と言われました。
市役所では何もしてもらえないようだったので、結局自分でケーブル会社に連絡しました。
これまでの状況を説明すると、午後には修理に来るとのことだったので、「よかった、よかった」とほっとしたのも束の間。
ケーブル会社は状況をよく把握できなかったのか、頼りなさそうな若いテクニシャンを送ってきました。
何も言わずにスタスタと隣の庭に通じる木戸を開けようとしたのです。
そこでまた嫌な予感。
家の前ではまだ工事が行われていましたが、工事で切れたケーブルが道路の土から突き出ていたので、「これが原因だと思う」と私は彼にそれを見せながら言い、すぐに直してくれるのを期待していました。
ところが私の期待とは裏腹に、庭に入って配線をチェックした後、ボーっとしながら30分以上家の庭をウロウロしているだけ。
普段はのんびり屋のマイハズも、この状況の酷さに堪忍袋の尾が切れて、ケーブル会社に文句の電話を入れました。
嫌な予感は的中し、結局彼には手が負えないということで翌日他のテクニシャンが来ることになりました。
これまでのカナダでのにがい経験から、ちゃんと予定通りに人が来てくれるのか不安になり、当日の朝ケーブル会社に電話で確認したところ、いつの間にか予定が次の日に変更になっていました。
予定変更の連絡がなかったこと、テクニシャンが来たのに問題が解決されなかったこと、道路工事があまりにもずさんだったことなどすべてに腹が立って、しばらく怒りが収まりませんでした。
その後2日間、テレビ、電話、ネットなしの生活を過ごすことに。。。
テレビ、インターネットのない生活、夜がとても長く感じました〜(-_-)